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0歳児の寝かしつけのコツ3選【なぜ起きる?】

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すやすや眠る赤ちゃんの寝顔は天使のよう。
しかし、そこに至るまでには親御さんの努力と、長い長い道のりがありますよね。
毎日本当にお疲れ様です!

どうして寝かしつけはこんなに大変なの?

寝かしつけのコツはないの?

そんな疑問に、現役保育士のノス子が経験談も交えて答えます!

この記事を読めば、赤ちゃんが上手に寝付けない理由と、その理由を踏まえた寝かしつけのコツが分かります。

赤ちゃんにはぐっすりと眠ってもらい、大人は自分の時間をもってお互いハッピーになりましょうね!

目次

0歳児の寝かしつけが大変!

ぐずる赤ちゃんを抱っこで寝かしつけ。
うとうとしてきたなーと思ったら、急にビクッとして起きて泣く。
どうして!?眠たいなら寝ればいいじゃない!?

赤ちゃんの寝かしつけって、成功しそうと思った瞬間に起きてしまうことがありますよね。
今までの時間が無にかえります。もう表情はチベットスナギツネです。

チベットスナギツネ
無表情の代表格、チベットスナギツネ。遠い目をする姿に哀愁を感じます。

そもそも、赤ちゃんはどうして寝るのに時間がかかるのでしょうか?

赤ちゃんが寝ない、寝ても起きてしまう理由を解説します。

眠そうなのに寝ないのは何故?

赤ちゃんは眠いと泣きます。

しかし、赤ちゃんは寝ることが怖いのです。

眠りに落ちる瞬間、大人なら目覚めることが分かっているので心地よいのですが、赤ちゃんはどう思うかというと……

なんか意識が落ちそう!?こわい!

経験が少ない赤ちゃんは、寝る瞬間に恐怖を感じるそうです。
大人でも急に意識が遠くなったら怖いですよね。
寝るということを知らない赤ちゃんにとって、寝ることは意識を手放す怖いことなのです。

背中スイッチはどうして発動する?

寝る時にそんな緊張状態にある赤ちゃんは、寝た後も神経をとがらせています。
そんな時に急に体勢を変えられたり、ひんやりとした布団に触れたりしたら目を覚ましてしまいますよね。
それが背中スイッチの正体です。

どのような時に特に背中スイッチが発動するかをまとめてみました。

  • 体勢が変わったとき
  • 抱っこから降ろされて手足が広がったとき
  • 手足や背中に触れる温度が変わったとき

これらに気をつければ、赤ちゃんの背中スイッチは発動しにくいということですね。

ビクッと起きて泣くのは何故?

赤ちゃんが寝ているとき、急にびくっとして目が覚めることがありませんか?

これをモロー反射といいます。

赤ちゃんは、世界に生まれて落ちてから生きていくために様々な反射を身につけています。
モロー反射は、その内の一つです。

重力を感じたり身体を動かされたり、赤ちゃんは様々な刺激に反応して、抱っこを求めるように手足がびくっと動きます。

これは抱っこを求めることで、親に刺激から守ってもらおうとする本能的行動です。

赤ちゃんは様々な刺激によってモロー反射が起こり、その動きで起きてしまうのです。

外敵がたくさんいた動物の時代ならともかく、現代では安心して眠っていてほしいですよね。

そこで、これらの原因を踏まえた寝かしつけのコツをお伝えします!

0歳児の寝かしつけのコツ 3選

眠る赤ちゃん

赤ちゃんがなかなか寝ないのは理由がいくつかありました。
これらを踏まえた寝かしつけの具体的なコツをお伝えします。

Cカーブを保つ

赤ちゃんはおなかの中では小さく丸まっていました。
この体勢をCカーブと言います。

Cカーブをとると、赤ちゃんは安心をします。

赤ちゃんを横抱きにすると、背中が丸まりますよね。
この体勢をキープしたままお布団に降ろすと、赤ちゃんは安心して眠っていてくれます。

我が家では授乳クッションとドーナツクッションを使って高さとくぼみを作り、そこににお尻を入れるようにして寝かせていました。

眠る赤ちゃん
画像だと分かりにくいですが、足元にもクッションを置いてCカーブを保っています。

これは経験則ですが、普通に寝かせるのとCカーブを保つのとでは、Cカーブの方が長く眠っていてくれました。赤ちゃん(少なくとも息子)にとってはCカーブを保つ方が熟睡しやすかったようです。

0歳児での保育室でも、すぐに起きてしまう子には授乳クッションを使ってカーブを保っていましたよ。やはり普通に降ろすよりも成功率が高かったです。

赤ちゃんは背中を丸めると落ち着き、眠りやすいのですね。

おくるみに包む

ひんやりとしたお布団に、降ろした瞬間に……

ビクッ!

そんなことよくありますよね。
それどころか、お母さんの体から赤ちゃんを離すだけで目が覚めてしまうこともあります。

赤ちゃんは温度の変化に敏感です。

そこで、おくるみなどを使って赤ちゃんを温度の変化から守ってあげましょう

先ほどの画像の息子も、キリンとゾウの柄の薄布に包まれていました。
夏でも冬でも、おくるみに包むことでそのまま布団に寝かせることができましたよ。

夏も包むの?暑くない?

私の使っていた布は広げると明かりが透けるほどの薄さだったので、夏でも暑すぎず大活躍でしたよ。
更に、抱っこしていてもお互いの汗がつかないので不快感ゼロですし、降ろした後に腕も抜きやすいです。

季節を問わず、おくるみに包んでの寝かしつけはおすすめですよ。

手足を体に密着させる

おくるみで包む際のコツなのですが、赤ちゃんの手足を体に密着させるように包むとより効果的です。

これはおなかの中の体勢を思い浮かべてもらえると分かると思います。
おなかの中の赤ちゃんは、手足を曲げて体を丸めていますよね。

その体勢を維持したまま、固定するようにキュッと包んであげます
すると、赤ちゃんが起きてしまう原因の一つであるモロー反射が起きても、手足が動かずにすやすや眠っていてくれますよ。

それでは、次の項目でこれらのコツをサポートしてくれるグッズを紹介します。

0歳児の寝かしつけ役立ちグッズ

授乳クッション

赤ちゃんが眠れない、起きてしまう原因と寝かしつけのコツは分かりました。

ここではそのコツを手軽にサポートしてくれるグッズを紹介します。

おやすみたまご

おやすみたまご
おやすみたまご本舗(https://www.oyasumitamago.jp/)より

この「おやすみたまご」は、赤ちゃんが安心できる姿勢であるCカーブを保ったまま寝かしつけられるアイテムです。

画像のようにおやすみたまごごと抱えて寝かしつけをして、寝付いたらそのままそーっと床に降ろします。
冷たい布団に降ろすこともないので温度変化も起こりにくいですし、安心できる姿勢をとっているので赤ちゃんは寝付きやすいですよ。

少し値段は上がりますが、大きくなってからも使える「おやすみたまごプラス」も販売しています。

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授乳クッション

授乳クッション

もう少しリーズナブルなグッズがほしいなら、授乳クッションはどうでしょうか?
元々は授乳のサポートのための商品ですが、私のように寝かしつけの時にCカーブを保つにも役立ちます。

なにより汎用性があるのがよいですね。
妊娠時は抱き枕にすることもできますし、子どもが生まれたら授乳のサポート、寝かしつけに使ったり、子どもが大きくなったらまた抱き枕として使えます。

我が家の授乳クッションは、現在5歳の息子が寝る時の枕にしていますよ。

ぱっと思いつくだけでも5WAYの使い方がありますね。3000円以下でこれはコスパ最高です!
コスパを重視する方には授乳クッションはオススメです。

授乳クッション 抱き枕 3way

おくるみ

おくるみ

おくるみに包まれた赤ちゃんは、その密着感に安心します。

モロー反射が起きた時でも、おくるみに包まれていればそのまま起きずに眠ってくれますよね。

コットンのやさしい肌触りと、夏に包んでも暑くない薄さが嬉しいです。

また、大きくなってもタオルケットのように使えるところもいいですね。
5歳になる息子は今でもくるまっていることがあります。

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まとめ:0歳児の寝かしつけのコツ3選【なぜ起きる?】

笑いあう母と子

いかがでしたか?
赤ちゃんには様々な理由があって寝付けなかったり、寝ても起きてしまったりしましたね。

それらの原因を理解し、対処することで赤ちゃんはぐっすり眠ってくれることでしょう。
赤ちゃんが眠ってくれればそれだけお母さんの時間が増えますね。

赤ちゃんがぐっすり眠るためのポイントをまとめます。

  • 赤ちゃんが安心できる姿勢を保つ
  • 温度変化を感じさせない
  • モロー反射のビクッを抑える

これらのポイントを意識して、大人も子どもも無理をしない寝かしつけで、少しでも余裕のある生活を送りましょうね。

育児は長期戦です。グッズでも裏技でもなんでも使って、心穏やかな日々を手に入れましょう!

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この記事を書いた人

現役保育士のワーキングマザーです。
子育ての悩みを少しでも解決できるような情報発信をしています。
とはいえ、親としてはまだまだ未熟。一緒に成長しましょう!

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