子どもには本を読むようになってほしい!
そう思う方も多いと思います。
絵本は心も育みますし、頭がよくなりそうですよね。
本が好きな子は幼いころから絵本に慣れ親しんでいることが多いです。
はじめての絵本を好きになれば、本が大好きになる可能性も高いです。
はじめての絵本っていつ買えばいいの?
どの絵本がいいのか分からない……
絵本は赤ちゃん向け・幼児向けなど様々な種類があります。
はじめての絵本はいつどのように選べばよいのでしょうか?
はじめての絵本はいつからでもOK!
結論から言うと、絵本はいつから読み聞かせしてもOKです。
ノス子は出産祝いに絵本をもらったので、産院から退院してすぐに読み聞かせをしました。
息子の絵本デビューは生後1週間です!
早すぎる?いえいえ、絵本はいつから読んでもいいのです。
生後1週間デビューのおかげか、5歳になった息子は本が大好きです。
教えていないのに文字を勝手に覚え、ひらがなカタカナはもちろん、漢字や英語も読んで周囲を驚かせます。
これは絵本が身近にあったからだと夫婦でよく話しています。
言葉もわからないのに意味あるの?
退院して息子に読み聞かせをしていると、それを見た私の弟が言いました。
言葉がわからないのに、絵本読む意味あるの?
あります!!
意味あります!!
お母さんの声は赤ちゃんがお腹の中で一番聞いていた声です。
知らないことだらけの世界にいる赤ちゃんは、お母さんの声を聞くと安心します。
例えば海外で周りが外国語だらけの中、日本語が聞こえると安心しますよね。
赤ちゃんにとって、知っている声が聞こえるのはとても安心するのです。
お母さんの声で読み聞かせをすることは、赤ちゃんにとって情緒の安定にも繋がります。
ママの声が聞こえて安心するなぁ~
また、生後間もない赤ちゃんは全てが初めての経験です。
産まれた瞬間から息をしないと苦しかったり、目を開ければ眩しかったり、ひっきりなしに音が聞こえてきたり……。
お腹も空くし、うんちもお尻にくっつくし、毎日泣くのも納得です。
赤ちゃんにとっては身の回り全てが刺激です。
そして、刺激を受ければ脳が発達していきます。
ただし、刺激を与えれば与えるだけ良いというわけではありません。
過度な刺激は赤ちゃんに悪影響です。
テレビや動画は動きがあり、赤ちゃんにとっては刺激が強すぎます。
絵本はゆったりした環境で、安心できるお母さんの声を聞きながら見ることができます。
絵本は赤ちゃんに丁度よい刺激で、脳の発達を優しく助けてくれます。
0歳から絵本を読むことのメリット
0歳から絵本を読むことのメリットはこちらです。
- 親子のコミュニケーションになる
- 赤ちゃんの脳が発達する
- 絵本が好きな子になる
親子のコミュニケーションになる
赤ちゃんに話しかけるのは独り言みたいで恥ずかしい…
何を話したらいいのかわからない
そう思う方もいるかもしれませんが、赤ちゃんはお母さんの声が大好きです。
話しかけるのは難しくても、絵本を読むならできそうだと思いませんか?
絵本を読むことで、親と子でコミュニケーションを手軽にとることができますよ。
赤ちゃんの脳が発達する
絵本は様々な感覚を刺激してくれます。
- 目で見る視覚
- 耳で聞く聴覚
- 手で触る触覚
赤ちゃんにとって適度な刺激は脳の発達が促されます。
また、赤ちゃん向けの絵本は脳の発達を意識して作られているものが多いです。
後に紹介する「絵本を選ぶポイント」を意識して売り場を見るとおもしろいですよ。
絵本が好きな子になる
絵本を読んだからって、絵本を好きになるとは限らないよね?
その通りです!
しかし、海や川の無い場所に住む人が水泳を好きになることはないですよね。
やってみる環境がなければ、好きかどうかなんて分かりません。
そして、幼い時の体験は人格形成の土台になっていることが多いです。
すり込みとまでは言いませんが、幼いころから絵本が身近にあればそれだけ本好きになる可能性は上がります。
どんな絵本がいいの?
本屋に行けば絵本はたくさんあります。
その中で適切な絵本を探そうと思うと迷ってしまいますよね。
そこで、どのようなものがはじめての絵本に良いかを解説します。
絵が大きく、色や形がハッキリしている
赤ちゃんは視力が弱いです。
生後6ヶ月頃までぼんやりとしか周りが見えませんし、微妙な色の違いは認識しにくいです。
赤ちゃんが見やすい絵本は以下のようなものです。
- はっきりとした原色を使っている(黒・白・赤・青・黄など)
- ○や□などシンプルな形を使っている
- 絵が大きく線が太い
特に赤い丸は赤ちゃんが大好きです。
赤ちゃんが注目する赤い丸、何を連想するでしょうか?
赤ちゃんにとってのこれを見つけられないと困るもの、それはおっぱいです。
赤ちゃんは本能的に赤い丸に注目する性質があるので、赤い丸のある絵本を選ぶといいですね。
子どもに愛されるアンパンマンも赤い丸がありますよね。
擬音をつかっている
赤ちゃんはもちろん言葉を理解していません。
しかし、言葉が分からない赤ちゃんでも音の響きを楽しむことはできます。
赤ちゃんは特に破裂音(パ行やバ行)が大好きです。
赤ちゃんの前で「ぱーん!」や「ぷるるるる」なんて言ったら大喜びです。
そして、マ行の言葉も大好きです。
マ行は発音がしやすく、喃語を喋り始めた赤ちゃんは「まんまんまー」などマ行をよく喋ります。
「パパ」「ママ」「まんま」などの幼児語は、赤ちゃんにとって大好きで発音がしやすい理に適った言葉なのですね。
赤ちゃんはくり返しの言葉も大好きです。
犬や猫を「わんわん」「にゃんにゃん」など様々な幼児語がくり返し言葉になっています。
くり返し言葉は耳になじみやすく、赤ちゃんも覚えやすいです。
パ行、バ行、マ行の擬音を使い、音をくり返す絵本を選ぶと赤ちゃんは大喜びしてくれることでしょう。
丈夫な素材
赤ちゃんはとにかく物を壊します。
もちろん本人に悪気はないのですが、なんでも舐めるし噛みます。
力加減も分からないので普通の紙だとビリビリにされます。
せっかくの絵本ですから、長く楽しんでほしいですよね。
乳児用の絵本で、段ボールくらいの厚さの紙が使われているものがあります。
ちょっと舐めたくらいじゃ壊れないので、そのような1ページが分厚い物を選ぶと良いです。
はじめての絵本にオススメ3選
これらのポイントを踏まえて、オススメ絵本の紹介します。
じゃあじゃあびりびり
ぱっと目を引く表紙の赤色は、赤ちゃんの目にも鮮やかに映ります。
シンプルな線で描かれた絵はとても分かりやすくて、長年愛されるベストセラーです。
「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「みず じゃあじゃあじゃあ」、楽しく明解な絵とリズミカルなことば。音から物を認識する絵本です。
楽天ブックス 内容紹介より
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ごぶごぶごぼごぼ
息子のデビュー絵本です。
生後1週間の時は反応はなかったですが、6ヶ月過ぎた頃には大好きな絵本でしたよ。
たくさんの色の丸があり、穴が開いている仕掛けもあっておもしろい絵本です。
「ぷぷぷ」などの音(言葉)の響きやリズムの楽しさを、色あざやかなオレンジ、赤、青などの丸の動きで子どもたちに届けます。
楽天ブックス 内容紹介
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しましまぐるぐる
こちらも有名な本ですね。
鮮やかなしましまと、黒と白のコントラストが特徴的です。
中身もはっきりした色合いで、たくさんのオノマトペが楽しいですよ。
あかちゃんが注目する黒を中心に、2ヶ月児でも見やすいコントラストの強い配色にデザインしたベイビーブック。あかちゃんが生まれながらに反応する『顔』や、反応のいいとされる『しましま』と『ぐるぐる』がいっぱいのかわいくてきれいな絵本。
楽天ブックス 内容紹介
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まとめ:【はじめての絵本】赤ちゃんの絵本はいつから?どんな絵本がいいの?
赤ちゃんに絵本を読むメリットは
- 親子のコミュニケーションになる
- 赤ちゃんの脳が発達する
- 絵本が好きな子になる
はじめての絵本を選ぶポイントは
- 絵が大きく、色や形がハッキリしている
- 擬音を使っている
- 丈夫な素材
これらを意識して本屋さんを探すと、紹介した他にも色々な絵本が見つかると思います。
ぜひ、自分が良いと思ったものを子どもに読んであげてくださいね。
お母さんが好きな本は、子どももきっと大好きになりますよ。
楽しい読み聞かせライフを送ってくださいね。